最近読んだ小説 腐った感想

最近読んだ小説 腐った感想

小説は読んでて楽でいいね。マンガの方が情報量の割りになかなか話が進まないから、つらい気がする。腐った感想を3つ。

花村萬月って作家はやっぱり好きだ。って言っても他には『ゲルマニウムの夜』しか読んだ事ないけど。エロスとタナトスの大盛り具合が好き。物語については、結局神(アオタ)を殺さないのかよ。と思った。父性の否定=新しい倫理の誕生、を目指したんじゃないんかね?

これは単純な娯楽小説。アフリカ探索編の2巻目が面白かったな。ケニアの原住民文化、呪術についての色々が、ちょうどレヴィ=ストロースの復習といった感じでよかった。作者もそれを狙ってるんだろうか。

これはおもしろい。鵜呑みは出来ないけど、恐ろしくおもしろいよ。多重人格者の話。正しくは解離性同一性障害者。一人の人間に24の人格が宿ってる。気になったのは母親の虚言疑惑があやふやなまま未消化に終わってる所。続編には期待してる。ダニエル・キイスの作品では『アルジャーノンに花束を』の方が有名かな。未読や。

あと、あまりに私的でほぼ全ての人にはどうでもいい事だと思うが、僕が精神分析とか好きで、『アルジャーノン・・・』よりも『24人の・・・』を選んだのは、僕自身が精神病のきらいがあるからかな、とゆう気がする。花村萬月『鬱』とか、そのまんまやし。なんか笑える。フーコーよりもラカンに興味があるのはそのあたりに起因してるのかな。