地球温暖化の政治経済

地球温暖化の政治経済

今年はものすごい暖冬ですね。1876年からの観測史上初めて、東京では雪が降らない冬になるかもしれない、との事。この暖冬が地球温暖化と直接関係あるかどうかわからない、ってのが公式な発表だそうです。
BBC NEWS | Asia-Pacific | Snowless winter first for Tokyo
東京「雪なし」の冬確実 観測史上初|話題|社会|Sankei WEB

感覚的には10,20年昔よりも今の方が暑くなってる気がするけど、実際の所はどうなんでしょうか。

陰謀論系の田中 宇の記事では、南極の氷は増えてるし、平均水温は変わらないし、温室効果による地球温暖化なんてのは捏造で、排出規制は先進国が途上国の発展を遅らせたいだけの政治の道具である。と言っています。

また、アメリカが京都議定書を批准しなかった理由を、「アメリカ=隠れ多極主義」であるからとしています。隠れ多極主義とゆうのは、表向きには保守的でミニマムな政策をとりつつ、実の所はリベラルで、一極化し偏った世界経済のバランスを多極化するような思想主義で、田中宇オリジナルの造語です。
田中宇の主張では、アメリカが京都議定書を批准しないのは、世界経済の多極化を促進するように、排出規制で発展途上国を縛らなくするためだ。とゆう事です。
地球温暖化のエセ科学
地球温暖化問題の歪曲
欧米中心の世界は終わる?

しかし、以下の田中宇を批判した記事によると、温暖化懐疑論の出所の多くは産業界ひも付きの近隣分野の科学者か、経済学者か、政治家である事が多いようです。
また、ブッシュ政権が自滅的な結果を巻き起こし続けているからといって、裏で「隠れ多極主義」という秘密の作戦を着々と成功しているのだ、と判断をするのは、おかしい。とも批判しています。
『地球温暖化の国際政治学』by田中宇について|温暖化いろいろ
「地球温暖化のエセ科学について」in田中宇の国際ニュース解説、について|温暖化いろいろ
「地球温暖化問題の歪曲(前編)」in田中宇の国際ニュース解説についてその1|温暖化いろいろ
「地球温暖化問題の歪曲(前編)」in田中宇の国際ニュース解説についてその2|温暖化いろいろ

ブッシュのブレーン達が一体本当はどんな主義なのか、僕には皆目わかりませんが、単純に考えれば、アメリカが京都議定書を批准しないのは、石油周りの利権絡みのためなんでしょう。歴史にたら・ればは無いとは言え、アメリカが京都議定書を批准していれば、原油価格はこんなに高騰していないだろうと思います。

地球環境に考慮した政策やビジネスを行うのは世界的なコンセンサスで、その合意にのっとったバーチャルなCO2取引市場である排出権市場が、日本でも6月から成立するそうです。
2006年世界全体での排出権取引は約200億ドルと現在は小さい市場が、今後大きくなるのは間違いないのですが、どれぐらいの規模になるのか、単価がどれだけあがるのか、こんな市場があるとは知らなかったんですが、なかなかおもしろそうな市場です。

ernst@hatena - 排出権取引市場
MRI | MRI Eco. Weekly | 数兆円規模の排出権市場
“先物”は異常気象を救えるか (宿輪純一の「逆張り経済論」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

photo by Coulsey