三善 里沙子『中央線なヒト—沿線文化人類学』の感想

三善 里沙子『中央線なヒト—沿線文化人類学』の感想

かなりライトな暇つぶし用雑学本。東京駅〜高尾駅を結ぶ歴史ある鉄道「中央線(中央快速線)」沿線に住む人々の、固有で特殊な文化についてと、中央線の主要な各駅の案内が書かれている。

中央線の人々は、ブルジョワが嫌い、権力が嫌い、金持ちが嫌い、ブランド物が嫌い、そのくせヨガ・ヒーリングセミナーや個人趣味に大金を使う。精神的文化的とゆうかなんとゆうかな人々が多いそうです。

昭和初期に高円寺から西荻窪にかけての作家・文化人を集め井伏鱒二が中心となって太宰とか伊藤整とかが所属してた「阿佐ヶ谷会」ってのがあって、その流れか何なのか、中央線には文化人が多く、いい感じの喫茶店も多くて、安くてうまい飯屋も多いんだそう。

永島慎二も中央線の阿佐ヶ谷に住んでる。吉祥寺には有名な漫画家がたくさん住んでる理由がなんとなくわかった。