Skype初の日本人スタッフ、日本マーケティング兼技術開発責任者の岩田真一が、P2Pについて解説した本『P2Pがわかる本』を読みました。
見開きの左側はテキスト、右側はイラストとゆうスタイルで書かれています。なので、パッと見で初心者向けのP2P解説書だと思って手に取ったんだけど、読み進めるにつれて難しい専門的な内容になっていきます。
書評では「P2P勉強会やらSkype Conferenceに参加してしまっているような人にはオススメの本」と言われてるぐらいで、かなり勉強になりました。
これは毎日P2P todayをチェックしてしまったり、過去にうっかりP2P勉強会やらSkype Conferenceに参加してしまっているような人にはオススメの本です。
内容は、
まずP2Pの用語解説から始まって、NapsterでブレイクするP2P歴史について。
そして、P2Pの技術の部分ではピュア型・ハイブリッド型・スーパーノード型のメリット・デメリット、分散ハッシュテーブルの解説、NAT・ファイヤーウォール越えの技術の解説。
さらにSkype等実際のP2Pアプリでどんなふうに技術が使われてるかや、ビジネスアプリとしてP2Pを使用する場合のリスクや、マーケティングでの注意点。
といった形。
以下、目次。
- P2Pの基礎と用語解説
- P2Pの歩み
- P2Pテクノロジー
- P2Pアプリケーションの例
- P2Pのビジネス分野への適用
- P2Pのこれから
参考・参照
著者 岩田真一のblog
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P2Pがわかる本
無印吉澤 - なるほどナットク! P2Pがわかる本