Ubuntu Linux で5ボタンマウスを Firefoxの「戻る」「進む」に対応させる

Ubuntu Linux で5ボタンマウスを Firefoxの「戻る」「進む」に対応させる

Ubuntu 7.10 で5ボタンマウス のサイドボタンをFirefox2の「戻る」「進む」に対応させるには以下のようにXの設定を変更する。Logicool MX-400 で確認。

ただしFirefox 3 beta 4 から、「戻る」「進む」ボタンの割り当てが6と7から8と9に変更されているので注意。
Bug 420294 – Side mouse buttons no longer work as back and forward
QA/Firefox3/TestResults/Beta4/Release Notes - MozillaWiki
デフォルトの設定では、マッピングが”1 2 3 8 9” なので、以下の設定は必要ないはず。ボタンの数も自動検出されると思うので。試してはないけど。

5ボタンマウスをFirefoxに対応させる

Xの設定 /etc/X11/xorg.conf を編集。

sudo gedit /etc/X11/xorg.conf

以下のように変更する。

Section "InputDevice"
    Identifier "Configured Mouse"
    Driver "mouse"
    Option "CorePointer"
    Option "Device" "/dev/input/mice"
    Option "Protocol" "ExplorerPS/2"
    Option "ZAxisMapping" "4 5"
    Option "Emulate3Buttons" "true"
    Option "Buttons" "7"
    Option "ButtonMapping" "1 2 3 6 7"
EndSection

設定の意味をだいたい調べたのでメモ

コマンド

man xorg.conf
man mousedrv

でマニュアルが見れる。

また、

xev

で、小さなウインドウが開きそこをクリックすると、現在どのマウスイベントにボタン番号が振り当てられているか確認できる。

  • Identifier の名前 “Configured Mouse” は、以下のように/etc/X11/xorg.confに記述されているServerLayoutセクションの Inputdevice の名前と同一にする。

    Section “ServerLayout” … Inputdevice “Configured Mouse” … EndSection

  • Driver “mouse” で、mouseとゆうドライバを使う。man mousedrvを参照。

  • Option “CorePointer” は、最優先で使うマウスの場合に記述する。

  • Option “Device” “/dev/input/mice” デバイスファイルの場所を記述する。/dev/input/mice は全てのマウスの動作をまとめているデバイスファイル。

  • Option “Protocol” “ExplorerPS/2” でプロトコルの種類を決めてる。マウスプロトコルの種類はたくさんあって、カーネル2.6ではExplorerPS/2が標準みたいなかんじらしい。よくわからん。
    参照: D Life: Linux: 2.6 Input Drivers FAQ

  • Option “ZAxisMapping” “4 5” は、ホイールに4と5のボタンを対応づけている。デフォルトの設定と一緒なので、実は明記する必要はない。

  • Option “Emulate3Buttons” “true” は、左ボタンと右ボタンを同時にクリックした時に中ボタン(ホイールボタン)がクリックされた事にする設定。設定してもしなくても、どっちでもいい。

  • Option “Buttons” “7” は、ボタンの数。ホイールの上下もボタンとしてカウントするので、ボタンの数をかぞえると、1 左ボタン、2 中ボタン、3 右ボタン、4 上ボタン(ホイール)、5 下ボタン(ホイール)、6 サイドボタン(戻る)、7 サイドボタン(進む)、と7ボタンになる。ただ、ボタンの数は自動検出されるので明記の必要なし。

  • Option “ButtonMapping” “1 2 3 6 7” は、(物理的な)マウスボタンを(論理的な)ボタン番号に対応(マッピング)させる設定。ZAxisMappingで使ったボタンはとばして書く仕様のよう。
    デフォルトでは “1 2 3 8 9 …” となっており、その場合サイドボタンは8番と9番に対応している。でもFirefoxの「戻る」「進む」の割り当ては6番と7番なので、ボタンマッピングを”1 2 3 8 9” から “1 2 3 6 7” に設定する。

実はこのButtonMappingの設定だけをxorg.confに追加すれば、Firefoxで「戻る」「進む」が使えるようになる。さらに上記したように、Firefox3からは「戻る」「進む」の割り当ては8と9なので、特に設定を変更する必要がなくなるはずだ。

参考・参照

Ubuntu:Feisty/Hardware -

killing_time: 購入と備忘録

STARTUP LINUX - blog side -: FC5で5ボタンマウス 3