廣瀬陽子『コーカサス 国際関係の十字路』の感想

廣瀬陽子『コーカサス 国際関係の十字路』の感想

廣瀬陽子の『コーカサス 国際関係の十字路』読みました。先日紛争の起こったグルジアなど、コーカサス辺りの政治状況を知るのに最適な入門書といったところかな。同著者の『強権と不安の超大国ロシア』もかなりの良書。

『コーカサス 国際関係の十字路』を買った理由は、「 グルジア回り - finalventの日記」読んで「 グレート・ウォー観戦雑記? - セカンド・カップ はてな店」をさらに経由して、「 BTCパイプライン–南コーカサス地方への政治経済的影響に関する考察(pdf)(廣瀬陽子氏)」を見たら素敵だったので。

404 Blog Not Found:旧ソ連の今を知る - 書評 - 廣瀬陽子の二冊」も参考に2冊『コーカサス 国際関係の十字路』『強権と不安の超大国ロシア』買いました。

現在著者は静岡県立大学国際関係学部准教授で、コーカサスに何度も留学してる。その体験談を含めた文章は、著者の飄々とした感じの人柄が出てて面白く読め、旧ソ連とコーカサス地方についての分析は明晰で、僕もある程度コーカサス各国への理解が深まりました。

日本人とコーカサスとの関わり

著者も指摘するように、僕ら一般的な日本人とコーカサスとの関わりはそんなに深くはない。本書であげられていた日本とコーカサスとの関わりを以下に。(『コーカサス 国際関係の十字路』P11、12)

  • 大麻問題で騒がれている力士、若ノ鵬・白露山・露鵬は三人とも、ロシア連邦北オセチア・アラニヤ共和国出身のオセット人。コーカサスは格闘技が盛ん。
  • 芸術関連。グルジア人の画家ニコ・ピロスマニの絵はこの前 Bunkamura の「ロシア・アヴァンギャルド」展で見ました。絵の雰囲気はアンリ・ルソーに似てる。僕は知らないけど、作曲家ハチャトゥリアン、指揮者ロストロボーヴィッチも有名みたい。

歌手のシャルル・アズナヴールは母がアルメニア人、指揮者のカラヤンもアルメニア系らしい。

  • 食べ物は、キャビアがカスピ海でとれるが、密漁がひどいよう。カスピ海ヨーグルトも。
  • 日本の隣国でもあるロシアと、石油資源などを含め政治的な問題が多く、各国間もしくは自治州を含めて紛争が多いとゆうこと。チェチェン紛争、北オセチアの学校占拠、先日の南オセチア紛争、ナゴルノ・カラバフ紛争、アブハジア紛争などなど。

参考・参照

photo by Educating Fire

グルジア回り - finalventの日記

グレート・ウォー観戦雑記? - セカンド・カップ はてな店

BTCパイプライン–南コーカサス地方への政治経済的影響に関する考察(pdf)(廣瀬陽子氏)

404 Blog Not Found:旧ソ連の今を知る - 書評 - 廣瀬陽子の二冊

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